「職場の人間関係がめんどくさい」
など、いつまでも課題や問題が解決しない理由のひとつとして心の中で発動する「法則」があります。
何か発動したときにその仕組みを知っていると自分の意志で最小限に止めることができます。
このブログでは「問題が解決しない3つの法則」を紹介していきます。
誰しもが心当たりのある法則です。
この法則が発動したら、気づいてやめてみると問題の原因を外(他人)に向けなくなり解決が早まりますよ。

自分の内面を観察するのは勇気がいりますが、この機会に総点検してみましょう。
問題が解決しない法則に当てはまるものがきっと見つかると思いますよ。
ジャッジの法則
他人の言動、SNSの投稿、身近な人の行動を見て無意識にジャッジしてはいませんか?
この人の投稿は素敵だなとか、こんな内容でよく投稿できるな、起業した友人がうらやましいとか
とにかく見たもの聞いたもの、身近な人に限らずテレビのニュースやゴシップなどにも無意識に良くも悪くもジャッジしてしまうクセがないでしょうか?
この「ジャッジの法則」が発動すると、
「他人を見る目は自分を見る目」となり、他人を厳しく批判していた目は自分に向けられて、素晴らしい内容のものでないとSNSに投稿などできない。馬鹿にされてしまう。企業して失敗したら笑われる。という他人からの目が気になり行動ができなくなってしまいます。
人の目が気になりすぎているなと感じたら、人をジャッジしていないだろうかと自分の心の中を点検してみてください。
そして、少しづつジャッジ癖をなくしていくと自分へのジャッジもなくなってきます。

すぐに他人を「こういう人」と決めつけるジャッジ癖があります。自分の事も決めつけているかも。
反応するタネの法則
他人から言われて傷ついたり、カチンときたりしたらそれは「反応するタネの法則」が発動しています。図星ということです。
言われたことを自分が何も気にしていなかったら言われたところでなんとも思わないはずです。
当たっていることを言われるから頭にくるのです。
自分で最近太ったなと思っているところに「太ったね」と言われた。
痩せたなと思っているところに「太ったね」と言われても気にならないですよね。
腹がたったら自分の中にタネがあるから反応しちゃったなと点検してみてください。
タネを仕込んでおかなければ腹が立つことも少なくなるでしょう。

すぐに腹を立てているけど、自分でもそう思っていたんだね。
すっぱいブドウの法則
これがかなり厄介な「すっぱいブドウの法則」
イソップ童話の中でキツネさんがブドウがなっている木を見つけて食べたいなと思いますが手が届かずブドウを取ることができません。納得してあきらめる方法として「あのブドウはすっぱいに違いない」と思い込むというお話。
これがどう厄介なことに発動するのかと言うと強烈なスネ、ひがみ、妬みになるということです。
他人が美味しいブドウだったよと言ったら妬むし、どうせ私には手に入らないというスネ、ひがみとなります。
自分が欲しいものが手に入らない、挑戦しない言い訳として「手に入らないものはどうせ大したものではない」と自分をあきらめさせてしまうこの法則はチャンスを逃してしまったり、どうせ自分は…と自分を否定して自己肯定感を下げてしまう原因となり、問題解決から遠のいてしまします。
欲しいけど手に入らないモノがあったら、「きっと素晴らしいモノに違いない。必ず私は手に入れる、私にはその価値がある!」と心に決めてください。

海外赴任に挑戦した同僚を妬んでいたけどオレも行きたかったんだよな…。
まとめ
問題解決を妨げる代表的な3つの法則
・「ジャッジの法則」…他人を見る目は自分を見る目、ジャッジ癖に気づいたらやめる。
ジャッジしすぎて行動できなくなる。
・「反応するタネの法則」…人の言葉に傷ついたら自分でもそう思っているということ。
自分の中のタネに気づこう。タネがなければ誰に何を言われようと気にならない。
・「すっぱいブドウの法則」…欲しいけど手に入らないモノをあきらめるな。
きっと手に入れると決めてすねない、ひがまない、妬まない。スネ、ひがみ、妬みが生まれたら自分の中に「すっぱいブドウの法則」がないか確認しよう。気づいたら自分の意志でやめてみる。

自分の中にあるノイズに「気づいたらやめる」
この習慣で嫌な人がいなくなりますよ。
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