「不安」や「心配事」はいつもこころのどこかに引っかかっているものです。
何だか気分が晴れない原因になって心から笑顔になれません。
そんな時は「心の仕組み」を知っておくと無駄に恐怖に支配されずに済みます。
まず、心の仕組みを知ることで自分の心に何が起こっているのかがわかります。
知ることで人は安心することができます。
生まれてからずっと付き合っているけれど「心」のことよくわかってないよね。
心ってどんな仕組みで働いているのか、どうゆう時にどんな風に作動するのかということがわかると
何が起こっても慌てないですみます。
そして傷ついたら癒し、ばらばらになったら建て直したりも自分でできるようになります。
仕組みや働きを知ることでセルフリカバリーができるということは日々いろいろなことが
起こる中で自分を守る強いお守りになります。
この心の仕組みに自分自身をあてはめてご自身の中で何が起こっているのかを発見してみてください。
心って改めて考えてみると
うまく説明できないものですよね
心の3つの構造を知る
心は「顕在意識」「潜在意識」「無意識」の3層構造になっています。
19世紀のフロイトが提唱し、とらえられてきた形が「意識」と「無意識」という分け方でしたが、
現在は3層構造となっていることがわかってきました。
生まれたばかりの赤ん坊は無意識オンリーです。
顕在意識で「泣けばミルクがもらえる」などと考えたりはしません。
無意識に泣く、無意識にミルクを飲む、不快だと泣く、泣こうと思って泣いていたりはしないのです。やがて、言語と記憶、イメージによって「意識」が生まれてきます。
そののちたくさんの人（主に身近な大人たち）の言動を
見聞きする中で出来上がってくるのが「潜在意識」です。
この3つの意識の中で人が介入することができないのが「無意識」です。
そしてこの心の仕組みは全人類共通です。
人は90％○○○で行動している
えー！ほとんど意識で動いていると思ってた。
という方がほとんどですが、思い出してみてください。
今朝目が覚めてからまず、何をしましたか？意識的に
「よし手をこう動かして体を支えて起き上がるぞ」「次は右足からベットの下におろして・・・」などと行動はしていなかったはず。
その後も無意識に起き上がり、無意識に歯を磨き、顔を洗い、無意識にドアを開け、・・・。この調子でほぼ無意識に会社までたどり着いたはずです。
1日の大半の行動（90％ともいわれている）を私たちは無意識に委ねていることになります。この無意識の領域に（前述しましたが）人は介入することができないのです。
介入して書き換えてしまえるのが「潜在意識」になります。
潜在意識の力の素晴らしさについてはこれからたくさんの事例とともに紹介していきます。
ほとんど無意識にまかせっきりで心配だわ
成長過程で起こること
では、人が生まれて成長する過程では心に何が起こっているのでしょうか？
まずは無意識が生まれ、意識が芽生えてくる、その無意識と意識の間の潜在意識に
身近な（親、先生、近所の人、親せき、など）の言動によって
自分自身が決めたルールが蓄積されていく。
この膨大な蓄積されたものが後々私たちの人生に多大な影響を与えてくることになるのですが、これも心の仕組みを知ることと同様に知ることで介入して書き換えていくことが可能なので恐れることはありません。
もともとは自分が作り、決めたものですから理解することも容易にできるでしょう。
この潜在意識に蓄積されていく自分が決めたルール、前提は「マインドセット」と呼ばれています。
いっぱい自分でルールを決めてるの
まとめ
全人類共通の心は「無意識」「潜在意識」「意識」の3層構造になっており、
ひとの行動の90％以上は「無意識」で行われています。
生まれたばかりの時は「無意識」だけで次第に「意識」が芽生え6歳くらいまでの間に身近な大人たちの言動から自分自身が決めたルールを潜在意識へとためていきます。
これを「マインドセット」と呼んでいます。そのマインドセットが悪影響を及ぼしていたとしても、
身近な大人達からの影響を受けて自分なりにルール化したものなので
誰のせいでもないということです。
心の仕組みを知ること、マインドセットを知ることで問題を解決したり、
避けたりすることができるようになります。
不安を感じている状態は知らない事だからです
この心の仕組みを知ったあなたはの気持ちは今どんな状態ですか？
感じてみてください。
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